これからの季節【雷対策について】
夏も終盤に差し掛かり、これからは季節の変わり目です。 | |
そう…雷の季節です。 | |
この時期に特に多いのは雷によってモデムが焼けてしまった!故障した!などのトラブルが多くなります。雷が近づいてくると一瞬電灯が切れてしまう事などありませんか?これを瞬電といいます。 | |
瞬電は離れた場所で起こります。 | |
また雷が近づいてきた場合は怖い怖い雷サージに気をつける必要があります。 | |
※サージとは…過電圧や過電流という意味 |
落雷には木などに直接落雷する直撃雷と建物などへ落雷することで付近に強い電磁界が生じ通信線、電力線を伝わる誘導雷があります。
これが雷サージです。
誘導雷はコンセント等を伝わってきますので、コンセントに繋いだパソコンや家電製品などが被害を受けてしまいます。
そこで、今から雷の季節にやっておきたい対策についてご説明します。
■雷被害とやっておきたい雷対策■
近年、自宅でパソコンを使う機会も多くなってきています。
また多くの企業では、今までに被害にあわなかったことで、雷対策をしていないのではないでしょうか?
瞬電や雷サージでハードディスクやサーバーが駄目になり、仕事の締切に間に合わなかった。また受発注ができなくなった。になれば重大な信用問題になってしまいます。
本格的な雷シーズンに向けて今から対策しておきましょう。
▲簡単にお手軽に対策したい方は▲
なるべくコストをかけたくない場合は、人手でやるしかありません。
●雷が鳴り始めたら・・・
・こまめにバックアップをとる(データを保存する)
・天気予報などで落雷が発生しそうな日は使わない
●雷が近づいてきたら・・・
・パソコンやサーバーを正常終了させて、電源をコンセントから外す
・ケーブルモデムなどの通信機器の電源をコンセントから外す
▲瞬電対策を考えている方は▲
瞬電対策にはUPS(無停電電源装置)が必要です。
USPというのはバッテリを内蔵した電源装置で、瞬電等の電源障害時にサーバーに電源を供給し、安全にシャットダウンするための時間を確保します。
中には管理者が不在でも大丈夫なように自動的にシャットダウンする機能をもったものも中にはあります。
価格は給電方式とバックアップ時間によって異なりますが、小規模であれば常時商用給電タイプでよいでしょう。相場として参考価格は2万円ぐらいからです。
常時インバータ給電方式ですと13万円ほどになります。
その前に、どのコンピュータを守るのかという選定が必要です。
サーバーだけ守ればよいのか?パソコンも含めるのかで導入する台数が変わってきます。
台数によりUPSの価格も変わってきます。
▲お手軽にサージ対策したい方は▲
常時商用給電タイプのUPSではサージ対策は出来ません。
常時インバータ給電方式のUPSであれば大丈夫ですが、価格的に高いのでサージ
アブソーバ付OAタップを導入します。
パソコンの電源を直接コンセントにつなぐのではなく、サージアブソーバ付OAタップをコンセントにつなぎ、OAタップからパソコンにつなぎます。
OAタップにはサージ吸収素子やブレーカーが内蔵され雷サージを防ぎます。
雷によるエネルギーは強大なので、雷の被害を100%防ぐ事はできませんが被害を受ける確率を下げることはできます。
パソコンなどを扱うショップで販売していますが、6個口で2千円〜1万円ほどで、やはり最大サージ電圧等の能力で価格は異なります。
上記を参考に、雷シーズンになる前にぜひ対策をしておいてくださいね。
関西ブロードバンド株式会社
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